米日系2世のアニメーション作家、イワオ・タカモト氏死去
イワオ・タカモト氏(米日系2世のアニメーション作家)AP通信などによると、2007年1月8日、心不全のためロサンゼルスの病院で死去した。81歳だった。
1925年ロサンゼルス生まれ。高校卒業後、第2次大戦のためカリフォルニア州内の日系人強制収容所に入れられた。収容所内で別の日系人からイラストを学び、戦後、ディズニーのスタジオで『シンデレラ』や『ピーターパン』の制作にかかわった後、1961年、米アニメ作家で2006年12月に死去したジョゼフ・バーベラ氏が運営するスタジオに入った。
映画やテレビで人気となった『スクービー・ドゥー』で主人公の犬をデザインしたほか、『フリントストーン』など多くのアニメでキャラクターを制作した。アニメ『シャーロットのおくりもの』を監督したことでも知られる。