オリックスドラフト5位、土井、ルームメイトはプーさん

 オリックスの高校生ドラフト5巡目、土井健大捕手(17)が2007年1月6日、13個ものくまのプーさんのぬいぐるみを神戸市内の選手寮に持ち込んだ。「今年のラッキーカラーは黄色なので」と、ファンシーな部屋で未来の正捕手を目指す。

 「何じゃ、この部屋は!」ドアを開けた保谷寮長が仰天したのも無理はない。ぬいぐるみだけでなく、カーペットやベッドカバーなど、土井の私物はプーさんだらけ。9日の入寮日を前に一番乗りで荷物入れを済ませると「落ち着きます」と、黄色で統一されたマイルームを見渡した。

 もともとプーさんマニアだったが、ドラフト後に高校時代から通う神戸市内の占い師に、黄色が今年のラッキーカラーと指摘された。そこで、持っていなかったぬいぐるみも、クレーンゲームで取りまくったという。「ディズニーからスポンサー付かないかなあ。グラブに刺しゅうもしたい」と夢を語った17歳は、まずは愛すべきキャラで売り出す。