ウォルトディズニーワールド、松坂に招待状
レッドソックスの松坂大輔投手(26)に、米フロリダ州のウォルトディズニーワールドから熱烈なラブコールが届いた。同社のジェフリー・ポワントン広報部長が2007年1月15日(日本時間16日)、2月からのキャンプ中にいつでも同地を訪問できる招待状を送ることを明らかにした。完全警護付きのVIPディズニーツアーは全米で一流として認知された証。世界に誇るディズニーも松坂を認めた。
松坂フィーバーはミッキーマウスのいる「夢の国」にも上陸した。米国有数の観光地として有名なディズニーワールドが、接待ツアーを計画。同社のポワントン広報部長は「近いうちに招待状を送ろうと思っています。キャンプの休みの日に、ご家族と一緒にでも来てもらえたら何よりうれしいです」と話した。
同社は毎年PRの一環として著名人を招待。1991年はNBAブルズのジョーダン、2001年はジャイアンツのボンズ、昨年は人気歌手のビヨンセ、日本人選手でも石井(元ドジャース)らを歓待している。そして今回、白羽の矢を立てたのが松坂だ。日本での圧倒的な人気や知名度に加え、米国内でも今や注目の的。「ディズニーとしても大変名誉なこと」(同部長)と招待する方針を固めた。
同社は毎年NFLのスーパーボウルを制覇したチームを招いているが、レ軍が86年ぶりの世界一に輝いた2004年には歴史を動かした快挙を称え、選手を招待。シリングやオルティスらが家族とともに来場しており、同部長は「世界一になってオフはチームメートと来てもらいたい」と話した。
キャンプ地のフォートマイアースから約200キロ離れた同地までは車で2時間半。オープン戦期間中は完全オフが1日あるため、息抜きを兼ねて出掛けることは可能だ。「夢の国」で日々の疲れを癒やすのも、長いシーズンを乗り切るための1つの選択肢だろう。