米ディズニー、Wii専用ソフト開発会社設立
米ウォルト・ディズニー傘下のブエナビスタ・ゲームズは2006年11月7日、11月19日に米市場で発売される任天堂の次世代ゲーム機「Wii」(ウィー)専用のゲームソフト開発会社を立ち上げたと発表した。
新会社「フォールライン・スタジオ」(Fall Line Studio) は「Wii」のほか、任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」向けのゲームソフトも手掛ける。主にディズニーのアニメ映画キャラクターや傘下のテレビ局の番組、ディズニーランドのアトラクションなどをベースにしたゲームを開発する見通し。
ディズニーは、任天堂のゲーム機の愛好家に低年齢の子供が多いことから、ディズニーの事業との相乗効果が狙えるとみている。任天堂にとっても、ブランド力のあるディズニーからのゲームソフトの提供で、マイクロソフトの「Xbox360」やソニー・コンピュータエンタテインメントの「プレイステーション3」との競争に有利に働くとみられる。